ありがとう。

ププレへのお便りと、私達への励ましのお便り、コメントたくさんいただきありがとうございます。
先ほど、静岡市にある斎場から、ププレと一緒に家に戻ってきました。
ププレのお母さんもボス爺ちゃんも、さくらちゃんもお友達のイリオちゃんもお世話になった場所。
片道三時間の道のりは、私達の心を整理するには大切な時間でした。
ホントに、あっという間の出来事で、どこかでまだ信じられない思いもあります。
昨日まで日向ぼっこしていたのにね。

昨晩は、ただただ苦しく哀しく、眠れずにいたので、文章を書きました。
書くことで、自分の気持ちの整理と、忘れてしまわないうちにププレのことを活字にしたかったから。

突然ププレがいなくなってしまって、頭では分かってはいたものの、こんなにも辛いのかと、自分たち自身も驚いています。
人は自分自身でコントロール出来ないほどに、哀しくなると、呼吸の仕方を忘れてしまうようです。
哀しみは、体の細胞の隅々にまで、入り込んでしまい、まだ出るのかと驚くほどに、涙が溢れてきます。
冷たくなってしまった、ププレを撫でて、匂いを嗅いで、抱きしめて、やっぱり可愛くて可愛くてどうしようもない気持ちでいっぱいになります。
私達は、つい先日、結婚13年を迎えました。
ププレは私達が結婚してすぐに、一緒に暮し始めたワンコです。
ププレは旦那の実家で長野オリンピックの閉幕式中に生まれました。
生まれる瞬間から息を引き取る瞬間までの全てを見守ることが出来ました。

ププレは三日前から、急に調子が悪くなりました。
三日前から、通常の食事を欲しがらなくなり、段差が辛くなりました。
それでも蒸したカボチャや胡瓜、お豆腐なんかは食べてくれていたので、夏バテか夏の疲れかな、って思っていました。
でも、あっという間に、起き上がれなくなり、介助が必要となりました。
それでも、絶対によくなるって、信じていました。
起きたくても起き上がれなくなると、とっても小さな可愛らしい声で泣いて教えてくれました。
最後の最後まで、家の中で粗相することもなく、介助は必要なものの、いつも教えてくれました。
時には、日向ぼっこもして、帰りたくなると、また小さな可愛らしい声で泣いて教えてくれました。
段差が上がれなくなってしまったので、薪ストーブの前にお布団を敷いて過ごしました。
私も、そこで二晩一緒に過ごしました。
その頃には、固形物はいやがるようになっていました。

昨日はお仕事でしたので、ププレ父さんの手打ち蕎麦がある日でした。
ププレはお父さんの手打ち蕎麦が大好きで、それも茹で立てでのびていないお蕎麦でないと食べないほどの蕎麦好きでした。
そんなお蕎麦を、鼻の前に持っていくと、ちょっとだけ顔を上げて、鼻を動かして反応してくれました。
そして、なんとか、ほんの一本だけ、口にしてくれました。
その時のププレの顔がとっても嬉しそうで、思わず涙が込み上げてきました。
そのあとも、お外に行ったり、日向ぼっこしたり。

偶然にも、ププレを子供のころから知っている、古いお友達も遊びに来てくれて、一緒に時を過ごしました。
ププレはいつもお仕事の日とそうでない日をしっかりと把握してくれているワンコでした。
この日も、もうお仕事が終わって、ずっと一緒にいられるって、わかっていたのでしょうね。
呼吸が荒くなって、みんなで覗き込んで心配していると、一生懸命に息をして生きようとしてくれていました。
大波が来るように、呼吸の乱れがあり、その度にププレの体を擦りながら、ありがとうと言い続けました。
でも、苦しそうなププレを見て、私も旦那も、「もう、いいよ、ありがとう、大丈夫だから、楽になっていいんだよ」ってどちらとともなく言いました。
それでも、やっぱりずっと生きていて欲しい、ププレを失いたくないと強く望む私達がいて、それを分かってたププレはガンバってくれてました。
でも、ほんの一瞬、ププレを囲んだまま、友だちと雑談をして、笑って、ププレから少しだけ意識が離れた時に、スーっと逝ってしまいました。
ホントに、ほんの一瞬の出来事でした。
「あ〜、ププレらしい最後だったね〜、みんなの笑い声を聞いて安心して逝ったんだね。」ってみんで、大泣きしながら、でも笑って、また大泣きしました。
ププレを手放せなかったのは私達の方でした。
スーって逝ってしまったあとは、とっても穏やかな、天使のような顔になってました。
ププレの顔、笑っています。
私達夫婦にたくさんのことを教えてくれて、成長させてくれた大切な家族。

人見知りも犬見知りもすることなく、誰にでも優しかったププレ。
犬嫌いの人からも、ププレなら大丈夫って言ってもらえた不思議なワンコ。
美人で、カッコ良くて、自分からは決して喧嘩を売らないけれど、売られた喧嘩は買う、姉さん。
ボス爺ちゃんを守ったり、サゴさんを守ったり、いつもいつも頼られて。
最後の最後まで、介護らしい介護もさせてもらえず、面倒もかけずに逝ってしまいました。
大好きだったボス爺ちゃんが先に逝ってしまってから、急に老化が進んでしまった気がします。
でも、今頃、大好きだったボス爺ちゃんと一緒に、また追いかけっこしたり、お相撲とったりしてるんでしょうね。
もうすこし、あなたが居なくなってしまったことに慣れるのには、時間がかかりそうです。
でも大丈夫、大事な大事な思い出が心の中にたくさんあるから。
いつまでも、いつまでも、忘れないよ、ずっと一緒だから。
ププレと一緒に暮すことが出来て、私達こそ本当に幸せでした、ププレ本当にありがとう。


昨日の午後の写真。
昨日まではこうやって日向ぼっこしてたのに、今はもういないなんてやっぱり嘘みたいだよ。
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スーって逝ってしまって、笑ってるみたいだった、ホントに天使みたいな顔なの。
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今日は、出発前に、大好きで走り回ったり、泳いだりしていた、大浜、入田、多々戸、思い出の浜にも一緒に行きました。
ププレはハワイアンの名前。
ハワイアンフラワーが似合うよね。
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ププレが逝ってしまった後のお空だそうです。
ププレは自由に走り回っているんでしょうね。
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by teuchisobaya | 2010-09-21 00:08 | ワン子


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